タイルに入ったヒビのクレームに対してINAX側が調査をしにきた。 4月13日に一番近い支店盛岡からメーカー専属の左官屋さんを伴ってやってきた。はがれたり、ヒビの入ったモノの写真を写したり持ち帰ったりして帰っていった。 その後回答がFAXで送られて来たが納得がいかないので今度は 6月30日に仙台から関係者3名がやってきて前回同様写真を撮ったり打診してみたりして調査していったが私達が求めていた回答は得られなかった。 |
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8月27日 再度ひびの入る確率の高い事はわかっていてもこのままの状態にしておくわけにもいかないのでメーカーの協力のないまま改修工事です。 写真はひびの入ったタイルをはがした所です。 2日間でもとどおりになりました。 |
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気になるメーカー側からの回答ですが、 下地コンクリートの砂セメントの割合や厚さ、養生期間などDIYの説明のようなモノで、そして有機質接着剤を使lって下さいの一点張りです。 |
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原因として考えられる事: 1.ホワイトセメントの硬化 目地材、接着剤として使用しているホワイトセメントに柔軟性がないためタイルに負荷がかかっている。 単純に考えられる原因であるが、大昔から使われている素材で、タイルが何十枚もひび割れる事例は聞いたことがない。もちろん角や穴を開けた所にひびが入った、何十年も経って劣化してきた、衝撃が加わった所が割れた等の例は新築後1年以内の正常な使い方をしている場合は対象外であるから1の原因がしめる割合は少ないと思われます。 |
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2.24時間換気 シックハウス対策である常時換気が過乾燥を招き躯体やセメントに歪みが起きた。 人工的換気は唯一昔と異なる点となるが、室内に薄く塗装されたタナクリームなら実際ひびもあるし考えられるが、いわば外壁にも使われるような頑丈な材質のタイルが在来の工法で施工され、昔であればすきま風という換気があるから原因の決め手とは考えにくい。 |
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3.タイルの耐久性 軽い、扱い易い、低コスト等を追求したタイル質になっている。 実際の比較のデータがあるわけではないので憶測に過ぎないが、タイル自体が薄くて割れやすいのでは? 旅行に行った時、ポルトガルでお城や駅、レストランなどで内外壁に使用されているアズレージョといわれるタイルを工房から買ってきたことがある。 それは厚く重く頑丈なものであった。そしてもう一つ空港近くの町で買ったお土産用のアズレージョは薄く軽く我が家のタイルと似たようなものであった。遠い昔アラブに源を発し、スペイン経由でポルトガルに入ってきたらしいタイルであるから乾燥にはもちろん強い。 ようするに使用したタイルは昔からあった自然素材ではなく、製造・輸送コストが安く、施工し易く、接着剤・樹脂剤入りの目地材を使いさえすれば割れることのない現代仕様のタイルなのかもしれない。 まるで根拠のない素人考えです。メーカーでわからなければ原因追及してくれるといいんだけど。 |